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2015年 01月 08日

4ヶ月ぶりの帰還

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FPジュルヌのオクタスポーツが裏蓋割れ不祥事案件により本国に帰省したのですが、ようやく4ヶ月ぶりに我が家に帰って参りました。



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裏蓋のシリアル刻印もそのままで交換して頂きホッと一安心です。


実は・・・
裏蓋の他にも「ブレス腐食不祥事案件」も同時に発生しておりまして、
その件も無事に解決されました。

帰国に4か月もかかった原因は、そちらの案件解決に時間を要したからだと思われます。


夏の暑い日に数回使用しただけで、こちらの様にブレスの内側が腐食していたのです。
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最初は単なる汚れ(垢?)かなと思い気にも留めませんでしたが、洗浄しても汚れが落ちなかったので疑問をもってよーっくルーペで見てみると、素材そのものが変色し錆の様になっているのです。

オクタスポーツのケースやブレスに使用されているアルミ合金素材は金属の上に被膜の様なコーティング剤で加工されているのですが、それが汗で剥がれてアルミ合金が錆(腐食)したものと思われます。

保証期間内に数回使用しただけで経年劣化とは明らかにおかしいので、素材の不良としか考えられず、無償交換交換を申し出ましたが、なかなか良い返事がもらえませんでした。

4ヶ月ぶりの帰還_f0182199_11102971.jpg

そして、数か月の交渉の末・・・
ブレスをマイナーチェンジ後の対応素材に変わったと言う新品ブレスに無償交換して頂けることになりました。

見た目は違いが分かりませんが、コーティング素材が変更になったのでしょうか?
アルミ素材の配合(?)を変更したとの話もありますが、明確な事は分かりません。

また、現在オクタスポーツはアルミ合金からチタンにモデルチェンジしておりますので、
今後、アルミ合金のブレスがいつまで供給されるのか?
もしまた変色や腐食などが起こった時に交換してもらえるのか?
不安があるのも事実です。

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アナウンスはありませんでしたが、ブレスに変更された部分がありました。

初期型はクラスプの部分で半駒分のエクステンションが可能だったのですが、
交換された後期型ブレスにはエクステンションが無くなっていました。

夏と冬で腕周りが微妙に変化しますので、この半駒の調整機能がかなり重宝していたのですが・・・
なくなってしまってちょっと残念です。

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まだ懸念は完全に払拭されてはおりませんが、対応品とやらの性能を試してみたいと思います。


ちなみ・・・
この『ブレス腐食不祥事案件』は海外では一切報告されていいないとの事。
日本でも前例がなく(現在1件の事例を確認済)、対応に時間がかかったようです。

ジュルヌさんは”人一倍品質に厳しい”とクロノスにて広田さんも仰ってましたが・・・www
アルミ合金にも厳しい品質で対応のほど宜しくお願いします。


<追記>
クロノス2014年11月号の別冊付録にて広田さんがジュルヌの取材をされておりましたが、
オクタスポーツ・チタンについても記事を書かれていました。
チタンの加工が素晴らしいのは分かるのですが、鳴り物入りで登場したアルミ合金を捨ててまで何故ありきたりな素材のチタンに変更されたのか?もっとツッコんで取材して欲しかったです。
クロノメータースヴランはダイヤルの新旧比較を徹底的にされていたのとは対照的です。
アルミ合金ユーザーならずとも、クロノス読者の方々なら少なからずその点には興味を持っているハズですから。

by humming-watch | 2015-01-08 11:36 | 時計


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