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2011年 03月 10日

ワインの奥深さを改めて実感・・・

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昨晩は飽商さんをお招きしまして・・・
ワイン会@スープル
『マダムvs神様 ニュイ・サン・ジョルジュ対決』を開催いたしましたw
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氏の素晴らしい無垢無垢アクア
とヴィンテージR軍団を肴に楽しい時間を過ごさせて戴きました。

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黄金色に輝く”お時計”と”ワイン”・・・奇しくも同じ色合いでした!


メインイベントは・・・・
偉大なる2大生産者の熟成のピークを迎えた同じ村(NSG)のワインを飲み比べてみよう!がテーマです。

ドメーヌ・ルロワ(赤キャップ) ニュイ・サン・ジョルジュ オー・ザロ(村名)1990
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アンリ・ジャイエ ニュイ・ミュルジュ(1級畑)1980
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どちらも同じ『ニュイ・サン・ジョルジュ(NSG)村』の単一畑のワインです。

ルロワは、ウルトラ・グレート・ヴィンテージの1990年
対するジャイエは、全盛期の1980年!!!

ジャイエの30年モノの古酒・・・
一体どんな味わいなのか???期待が膨らみます。


合わせた”泡”と”白”もこの2本に負けるとも劣らない超一流を用意しました!

ドン・ペリニョン エノテーク 1990
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コント・ラフォン ムルソー・ペリエール(1級畑)1990
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折角なので同じ『1990年モノ』にしました。


結果から申しますと・・・

4本ともに予想していた味わいをいい意味で見事に覆させられたワインでした!
これほどまでにイメージと異なる味わいも珍しい。。。

特にルロワの1990はソムリエも味誤るほどの驚愕のお味でした!


『エノテーク』は、想像以上に甘くて柑橘系のニュアンスを感じさせながらもまろやかで優しい味わい
”ドンペリ”のイメージとは全く違う、どことなく『サロン』を感じさせる柔やかさでした。

『サロン』が”白”のイメージなら・・・
『エノテーク』は”オレンジ色”

そうまさしく・・・『オレンジ・サロン』と言うべき味わいです。


『ラフォンのペリエール』は、20年の熟成を経たワインとは思えない程、まるでシュバリエ・モンラッシェを思わせる硬質なミネラルの塊だったのですが、時間が経つにつれどんどんとろりと甘くなりミネラルはキラキラと細かくダイヤモンドダストの様になりました。

そして、モンラッシェを思わせる芳醇さが出てきて、このまま未知の領域へ・・・と期待しましたが、ミネラルと甘さがバランスよく保たれた状態をキープして落ち着きました。

恐るべし、ラフォン!
このペリエールはまだまだ熟成が必要な怪物ワインでした!


そして・・・
『ルロワのオー・ザロ』は、村名の畑ながら
1級畑の”ミュルジュ”の斜面スグ下の好位置の畑でちょうどいい対決になるか?との予想でしたが・・・想像を絶する驚愕のルロワにグレート・ヴィンテージの違いをまざまざと見せつけられました。
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畑の位置関係はこんな感じです。
ちなみに、”ロマネ・コンティ”の畑とも1キロほどしか離れていません。



慈悲深い”ルロワ”の味わいとは全く異なる凝縮した果実味と骨太で鉄っぽさを感じる味わいは・・・そう、まさにヴォギュエの『ボンヌ・マール』の様でした。

先日飲んだ1994年とは全く違う構造に愕然としながらも、1990年にグレート・ヴィンテージの”魔性”を垣間見ました。

これほどのパワーを見せ付けられた後では、もしかするとジャイエは取って食われてしまうのでは?と一抹の不安がよぎります。。。


そして・・・
期待と不安の入り混じった感情の中、ジャイエのコルクを抜きます。。。


『アンリ・ジャイエ ニュイ・ミュルジュ 1980』・・・30年を経て開け放たれた液体はみるみるその本質を開花させ、全要素が球体の如く全方向から一点に集中して口の中で弾け飛びました!

キラキラと輝く薄紫色の液体はまったく色褪せた感じが無く、むしろ若々しさを感じさせます。


瑞々しくてジューシーで決して濃くなく、薄い味わいの中にも旨味が満ち溢れ・・・
まるで天女の羽衣が頬をなでるかのような優しく優美な味わい。


時間が経過してもグラスから湧き上がる芳香はまったく変わりません。

30年を経過しても若々しさを保つちつつ一向に衰えないとは・・・



これが、ジャイエの真髄か???



神様の片鱗を垣間見る事ができ、しばしこの味わいに陶酔して動くことが出来ませんでした。。。


特に突出した要素は無いので、どう美味しいのか?が説明し難いので飽商さんは混乱しておられましたが、この味わいを理解するにはある程度の経験が必要だと痛感させられました。


強いて味わいを色で表現するなら・・・
シャボン玉の様な今にも壊れそうな薄膜だけれど、その薄い膜にキラキラと虹色に輝く美しさとでも申しましょうか?そんな感じに思えます。


濃い骨格のある”ルロワ”の後でも全く引けを取らない、薄い旨味の詰まった”ジャイエ”。。。

当初の憂いは見事に消えうせ、逆にジャイエを引き立たせる結果となりました。


今回は『1990年の魔物』『ジャイエの真髄』を体験した非常に有意義なワイン会でした。
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by humming-watch | 2011-03-10 11:47 | ワイン | Comments(2)
Commented by one_after909 at 2011-03-10 20:41
お師匠さま
こんばんは!昨夜は有難う御座いました<(_ _)>

いつも普通にはなかなか経験出来ないワイン賞味の機会に授かり幸せであります(^ー^)特に昨夜のは劇的に深かったです。。。
また今日の貴記事は復習にもってこいで勉強に相成りました。今度は頑張ってルロワを買ってみる事に致します!...しかし繊細な味を欲する時とそうでない時と気分でセレクトするのもいいかも知れませんね(^ー^)
いろいろ知ればきっともっと楽しくなっていくのでしょうね。。。はっ!?これはもしかして嵌ってゆくパターン(笑)???節度を持ちつつこれから遣っていきたいと思います。今後ともご指導頂戴出来れば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます<(_ _)>
Commented by humming-watch at 2011-03-11 11:16
飽商さん、こんにちは。
先日はご一緒戴きましてありがとうございました。

ほんとにワインの奥深さ、魔性を体験した貴重なワイン会でした。ヴィンテージであそこまで違いが出ることに驚愕しましたし、飲み頃まで20年以上の歳月が必要なことも・・・ワインを楽しむには人生は短すぎますね~www

飽商さんがジャイエに『?』だったことも良い勉強になりました。完全調和と言いましょうか、特出した味の無いものを表現する難しさも痛感いたしました。
時計で喩えるなら、PP様のお時計に似ているのかな?と思いまいた。カラトラバのシンプルながらも完成されたデザイン、細部に渡る精密な仕上げ・・・時計に興味が無い人からすれば何の変哲も無い”只の時計”なのに・・・深いですね~

ルロワの赤キャップは高額なので”ぼちぼち”で良いかと思いますwルロワとルーミエは沢山持ってますのでまた御一緒に勉強いたしましょう!ルロワを開ける時はぜひ藤次さんのサーブでwww
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